武蔵野化学工業所では三価クロメート、六価クロメートどちらも処理可能!

(有)武蔵野化学工業所 | 亜鉛メッキ | 加工処理一覧

加工処理一覧

クロメート処理はなぜするの?

亜鉛メッキは鉄の表面に亜鉛でコーティングします。そうすることにより、亜鉛が犠牲になって素材である鉄の腐食を防ぐことができます。
ただし、亜鉛自体も酸化しやすく腐食してしまうので長時間素材の鉄を護ることができません。そこで、クロメート処理が必要になってきます。
クロメート処理をすることによってクロメート被膜を覆うことで酸化しにくくなります。結果、製品(鉄)を長時間、腐食から護ることができるのです。

クロメート処理の種類

弊社では、クロメート処理を「クロメート」 「ユニクロ」 「黒クロメート」の3種類があります。
「クロメート」は耐食性が優れているので、主に自動車部品や建築金物など比較的腐食しやすい場所で使用される製品に使われます。
「ユニクロ」 「黒クロメート」は見た目や美観性がいいので、主に操作パネルや筐体など人が目にする場所に使用される製品に使われます。

クロメートの処理記号

例:Ep-Fe/Zn8/CM2

Ep…ElectroPlatingの略。Fe…鉄。メッキする母材。

Zn…亜鉛。メッキの種類。8…メッキ皮膜の厚さ。

CM2…有色クロメート。

亜鉛メッキはJIS規格でこのようになっています。
メーカー様でこのように表記して頂ければメッキ業者はわかっていました。しかし、RoHS対応などで六価が規制されたことにより現在の主流は三価なのですがJIS規格には六価と三価を区別する表記の方法がありません。その為、現在ではこのような表記をされてしまうとメッキ業者は困ってしまいます。そこで、各メーカー様で工夫してJIS規格の末尾に三価と区別するための「3」と加えたり、独自の記号で区別して頂ていると思います。メッキ業者としては、理解ししっかりと区別しているメーカー様は助かるのですが十分に理解されていないメーカー様も稀にいらっしゃいます。そのような混乱を防ぐために、記号でもいいのですが「三価クロメート」や「六価クロメート」と直接明記して頂く事をおススメします。処理間違えなどのミスが無くなりメーカー様とメッキ業者、お互いにとっていいことだと思います。

トップへ戻る